創造力を加速させる、
これからの3Dデジタルツール

V3.0で追加された新機能

新バージョンではモデリング機能がさらに強化され、自由曲面形状の表現力が向上しました。

■ フロー変形ツール
■ ツイストコマンド
■ 押し出し
■ 塗りつぶしコマンド
■ ロフト
■ 可変フィレット（動画付き）
■ 陰線処理機能
■ プッシュ/プル機能
■ ブーリアンサブセット演算
■ DXFフォーマットインポート/エクスポートに対応
■ その他

■ フロー変形ツール

フロー変形ツールは、あるパターンに沿って平面に配置した3D形状を、指定したカーブに沿わせて 変形させることが可能です。 タイヤの溝や球面に対する模様の付加など、ある機能を持たせた形状を曲面に追加したり、 加飾を目的としたデザインを表現する場合に適しています。

■ ツイストコマンド

作成した3Dオブジェクトに対して任意の軸に対しての「ひねり」を加え、 新たなデザインを簡単に表現することが可能です。

■ 押し出し

チェイン選択した領域に対してロフト角度をつけて押し出しソリッドを作成することが可能です。 簡単な操作で勾配の付加されたモデリングを行うことが出来ます。

■ 塗りつぶしコマンド

複数の大きさの違うフィレットが集合するような箇所に対して、 複数のエッジを指定してとても簡単にブレンド曲面を作成することが可能です。

■ ロフト

複数の自由曲線をもとに先端が滑らかに閉じるようなモデリングを行うことが可能となりました。 等高線情報から地面の高低を表現するような測量エリアのモデリングや翼、角、しっぽのような先端が 収束している形状を表現する際に有効な機能です。

■ 可変フィレット

複数のフィレット半径を指定して可変フィレットを作成することが可能となりました。

■ 陰線処理機能

PDFやAI、DXFフォーマットへ出力する際に、陰線を削除したイラスト図を作成できるようになりました。 作成した3Dモデルをシンプルに相手に伝える際に有効な表現方法です。

■ プッシュ/プル機能

作成した3Dオブジェクトに対して、選択した面要素をクリックしてその面位置を変更していくことで、 自動的にブーリアン演算を行い、リアルタイムに形状が再描画されていきます。 「プッシュ/プル機能」とも呼ばれ、直感的にモデリングを修正したい時に便利です。

■ ブーリアンサブセット演算

ブーリアン演算を行う際に、面オブジェクトを選択して実行することが出来るようになりました。 この機能により作成した3Dモデルの変更が容易になりました。

■ DXFフォーマットインポート/エクスポートに対応

PDFインポートが完全に一新され、V2よりはるかに強力になりました。 また、PDFが エクスポートフォーマットにも加わりました。 さらも複数のCPUコアがモデリングエンジンで使われるようになり、 複雑なモデルの表示速度が大幅に向上されています。

■ その他

• 等角曲線用の新機能 – 構築 > 曲線 > Iso にある「等角曲線を作成」、単一サーフェスのトリム時のトリムコマンド用の新しい「等角曲線」オプションがサポート。
• バグ修正を目的としたネットワークコマンドへの大きな見直しと軽量サーフェス作成用の新しいオプション追加。
• ブレンドコマンドへの改良 – 複数エッジをブレンドのどちら側でも選択できるように改良。また、同期点の追加や平断面ブレンド作成用の新しいオプションも追加。
• 変形 > 移動、コピー、スケール、スケール1Dコマンド用の新「境界ボックス中心」ボタンが追加。
• 閉じたフィレット、ブレンド、スィープのサーフェス品質が向上し、閉じたサーフェスがなめらかに。
• シーンブラウザ用の新しい選択インディケータドット/選択フィルタリング方法の追加。
• マルチタッチビュー操作：マルチタッチジェスチャー（ピンチや指ドラッグ）を使ってビューのズーム/パン / 回転操作への対応。
• サーフェスに制御点を追加 – 編集 > 点追加　が曲線だけでなくサーフェスでも動作可能。