ブログ テクニカルチップ:KeyShotテクスチャマッピング(バンプ、カラー、スペキュラ、不透明度)より速い作成方法
KeyShotには、木、金属、さまざまな種類のテクスチャマップなど、使用できる100種類以上のテクスチャが詰まっています。ただし、目を引く別テクスチャを利用する時ももちろんあるでしょう。
自分のテクスチャを利用したい場合、準備は非常に簡単です。バンプ、カラー、スペキュラ、及び不透明度マッピングのより速い作成方法を以下に説明します。Photoshopなど画像編集ソフトがあれば簡単に作成が可能です。
■ バンプマップ、カラーマップ、スペキュラマップ、不透明度マップとは?
さまざまな種類のマップは以下の通りです。
- バンプマップ – 白と黒の値を使用して、隆起した領域と下がった領域の外観を作成します。
- カラーマップ – 素材の色を置き換えるために画像を使用します。
- スペキュラマップ – 白と黒の値を使用して、反射率が高く反射率が低い領域を表現します。
- 不透明度マップ – 白黒の値を使用して透明領域と不透明領域を表現します。
■ テクスチャマッピング(バンプ、カラー、スペキュラ、不透明度)より速い作成方法
テクスチャの写真を撮る、オンラインで見つけるなど、マップを作成するさまざまな方法がありますが、4つのマップタイプすべて同時に作成するには、以下が最も速い方法です。
※Photoshopのインターフェースについて基本的な知識を持っていることを前提としています。
ステップ1:Photoshopでテクスチャを作成
- 新規1200×1200ピクセル画像を作成します。
- 新しいレイヤーを追加してから、ブラシツール(B)を選択します。
- 好みのブラシ、テクスチャに使用する色を選択して塗ります。brusheezy.com などのサイトからカスタムブラシをダウンロードできます。
- [ウィンドウ] – [ブラシ]を選択して[ブラシ]オプションを調整し、[ブラシ]設定を変更することもできます。
以下のような画像になります。
ステップ2:カラーマップを作成
- 未塗装(白)の領域を透明にする場合は、[背景]レイヤーを非表示にします。
- 次に、透明度を維持するために画像を.PNG形式として保存します。
- これにより、ペイントされた領域がモデル上に透明な領域に拡散色で表示されるようになります。
以下のような画像になります。
ステップ3:スペキュラマップを作成
- ペイントしたレイヤーをダブルクリックして、レイヤースタイルオプションを表示します。
- カラーオーバーレイを選択し、色として黒を選択します。
- 透明度を維持するために、画像を.PNG形式で保存します。
- 黒い領域は0%の反射率を持ち、白い領域は100%の反射率を持ちます。
画像はこのようになります。
ステップ4:バンプマップを作成
- 背景レイヤーを表示してから、画像を保存します。
- 黒い部分は低く表示され、白い部分は高く表示されます。
- 必要に応じて、トランジションを滑らかにするために少しぼかし([フィルタ] – [ぼかし] – [ガウスぼかし])を追加できます。
画像はこのようになります。
ステップ5:不透明度マップを作成
- 画像を平坦にします(レイヤ ー> レイヤーを平坦化)
- イメージ → 調整 → 反転 を選択します。
- 不透明度マップにはいくつかのオプションがありますが、基本的には黒い領域は完全に透明、白い領域は完全に不透明になります。
- ペイントした領域を不透明な領域にしたいと仮定しています。
このような画像があるはずです。
このようにこれらすべてを一緒に作成することの価値により、KeyShot内で縮尺と位置を調整するときに、すべてのマップを完全に同期させることができます。
以下は、別のカラーマップと拡散色を使用したもう1つのショットです。
作:Manolis Theofilos(モデル:GrabCAD)
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